日本の大学が参加できるプロジェクト助成
原則として、DAADのプロジェクト助成はドイツ側(ドイツの高等教育機関)のみ申請できます。PPP(プロジェクトに基づく人員交流プログラム)などの一部のプログラムでは、日本の機関からも資金援助が行われています。
プログラム | プログラム概要 |
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PPP(プロジェクトに基づく人員交流プログラム) ※日本学術振興会(JSPS)、早稲田大学、筑波大学、京都大学、自然科学研究機構(NINS)とのパートナーシッププログラムを含むProgramm des Projektbezogenen Personenaustauschs (mit verschiedenen Ländern) |
ドイツとドイツ国外(日本を含む)の大学や研究機関間の二国間研究パートナーシップの立ち上げや既存のパートナーシップの強化を目的とする。プロジェクト参加者の移動や短期滞在を支援する本プログラムでは、特に若手研究者の育成に重点を置く。申請はドイツの国立大学および国が認定する大学、またはドイツを拠点とする非営利の研究機関が行う。
注意:日本向けのPPPプログラムには5つのタイプがあり、日本のパートナー機関により異なる。詳細(ドイツ語):Anlage 1: Länderspezifische Bedingungen – Ausschreibung 06/24 注意:日本側からの応募に関しては、日本の各パートナー機関のウェブサイトを参照。(日本学術振興会(JSPS)に関してはこちら) |
独日韓大学間提携助成金 | 独日、独日韓、または独韓の大学間での新たなパートナーシップの立ち上げや既存の学術的パートナーシップの強化を目的とする。ドイツおよび日本、韓国での研究滞在、留学、または教員の滞在を支援する本プログラムでは、特に若手研究者の育成に重点を置く。申請はドイツの国立大学および国が認定する大学が行う。 |
ISAPプログラム(留学・研修提携プログラム)
ISAP – Internationale Studien- und Ausbildungspartnerschaften |
学生や教員の相互交流を通じて、ドイツとドイツ国外(日本を含む)の大学間の長期的な協力関係を築き、ドイツの大学における国際的な体制を確立・拡大することを目的とする。学生や教員の移動や滞在、支援、ワークミーティング、ドイツでの準備コース、同窓会活動などが支援される。申請はドイツの国立大学および国が認定する大学が行う。 |
国際ダブルディグリープログラム | ドイツとドイツ国外の提携大学(日本を含む)で交互に学び、両国の学位(ジョイントディグリーまたはダブルディグリー)を取得するドイツ人学生および外国人学生のために、ドイツと海外の大学の共同カリキュラムによる国際的な学習プログラムを開発・実施することを目的とする。さらに教員と学生の交流を強化し、ドイツの大学における国際的な体制の確立、拡大、強化に持続的に貢献することを目指す。申請はドイツの国立大学および国が認定する大学が行う。 |
PROMOS – Programm zur Steigerung der Mobilität von Studierenden deutscher Hochschulen | ドイツ大学の学生のモビリティ推進を目的とし、大学の国際化戦略拡大も可能にする。ドイツの大学に在籍する学生による最大6ヶ月間の留学・インターンシップ、語学研修・専門コース、研修やコンテストのための旅行のほか、奨学生へのサポート、プログラムの宣伝なども支援される。申請はドイツの国立大学および国が認定する大学が行う。 |
Germanistische Institutspartnerschaften weltweit | ドイツとドイツ国外(日本を含む)にある、ドイツ語・ドイツ文学学科の大学および研究機関の協力提携を助成。ドイツ語・ドイツ文学に関する新しい教育コンセプトやカリキュラムの開発、留学、研究、教員による提携機関での授業などが対象。申請はドイツの国立大学および国が認定する大学が行う。 |
大学教員の引率による学生グループ研修旅行助成 | 大学教員の引率による学生グループが、最大12日間にわたってドイツ国内の複数の大学を訪問し、専門分野に関する知識を深めるとともに、現地の学生や研究者との交流を通じて、国際的な学術ネットワークを構築することを支援。大学教員が申請可。対象となるのは、2学期以上を修了した学部生および大学院生(修士・博士課程)からなる最大15名の学生グループ。 |
RISE Worldwide | ドイツの理系学部生を夏の間(6週間~3カ月間)研究インターンとして受け入れができるプログラム。申請は認定された学術機関または非営利研究機関で雇用されている(所属している)、ドイツ国外(日本を含む)の理系分野の教授、ポスドク、博士課程の学生、または研究者が行う。 |
日本国内開催イベントに対するDWIH東京の支援制度 | DWIH東京のサポーターを対象とした、日本国内で開催されるイベントの開催費用助成。講演者の航空券、宿泊者、ケータリング、通訳費用などに利用可。 |
助成プログラムについての情報は定期的に更新されていますので、常に各プログラムの公式サイトで最新の情報を確認してください。
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