【YouTubeライブ】ドイツの応用科学大学
「総合大学」「音楽大学・美術大学」と並んで、ドイツの高等教育機関の代表的な種類の一つである「応用科学大学」。ドイツ語の大学名に”Hochschule für Angewandte Wissenschaften” や “Fachhochschule”、”Hochschule”と入っているのがこのタイプに当てはまります。名前に「科学」と入っているため理系のコースしかないと誤解されがちですが、実は人文科学系・社会科学系の分野や音楽・美術系の分野、それも総合大学などではあまり見ないような専門的でユニークなコースが数多く提供されています。
少人数で行われる授業や教員との距離の近さ、職業に直結するような実践と応用を重視した大学教育が特徴のドイツの応用科学大学。日本ではまだあまり知られていませんが、一体どのような魅力があるのでしょうか?
今回のYouTubeライブでは、DAAD東京事務所から応用科学大学についての簡単な説明をした後に、ドイツの応用科学大学に留学中・留学経験者のある日本人ゲスト3名にそれぞれの留学体験談をシェアしていただきます。専攻分野も大学の都市も異なる3名が一体どのような留学体験をした(している)のでしょうか、また総合大学との違いはどこにあるのでしょうか。貴重な体験談を聞いて、ぜひ今後の留学先選びの参考にしてみましょう!
イベント概要
【日時】2024年5月21日(火)18:00-19:00
【配信】DAAD 東京事務所 YouTube チャンネル
【内容】ドイツの応用科学大学とは?(DAADから) / ドイツの応用科学大学に留学中・留学経験のある日本人ゲスト3名による留学体験談 / Q&A
【登録】参加登録不要でどなたでもご覧いただけます
【質問投稿】質問がある方は、こちらに書き込んで下さい!
なお、時間の都合上、当日すべての質問を取り上げられない可能性がございます。どうぞご了承ください。
【フライヤー】ダウンロード
ゲスト紹介
しめじ
兵庫県出身。日本の大学でドイツ語を専攻。卒業後もドイツで生活することを夢見て、ドイツの旅行会社でインターンを経験。その間に就職活動をするも、ドイツで説得力のある学歴がないと厳しいというコメントを多方面から受け失敗に終わる。失意のうちに帰国するが、どうしてもドイツに戻りたくて、30歳手前でドイツの大学進学を決意。2015年~2019年にブレーメン州にあるHochschule Bremen 観光マネジメント学部にて、経営学、マーケティングなどを複合的に学ぶ。現在はノルトライン・ヴェストファーレン州の企業にて、財務、コントローリング関係の仕事をしている。
ドイツの学術系国立大学に入学するための手続き、大学生活を中心にまとめたブログを運営しています。ドイツの大学へ進学しようか考えている方はぜひのぞいてみてください。
しめじのドイツ留学生日記
ならんは
京都外国語大学ドイツ語学科卒業。在学時には1年間スイスチューリヒ大学へ派遣留学。
日中韓の歴史認識、歴史教育の差が今日において三カ国間における軋轢の原因の一つと考えた際に、第二次世界大戦における勝戦国と敗戦国が入り混じるEU連合のなかでドイツは如何にフランスやポーランドと歴史に関する共通認識を形成しようとしているのだろうか。
その自分なりの答えを見つけるために現在フルダ大学で修士課程Intercultural Communication and European Studiesに在籍中。卒業後はドイツまたはEU加盟国で働きたい。
Juri Sawada
三重県出身。大学で看護学を専攻し、提携校であったフライブルクカトリック応用科学大学(Katholische Hochschule Freiburg)への海外研修に参加するなど国際交流を楽しむ。卒業後は看護師として大学病院で勤務し、3年後に同大学の大学院へ進学。再びドイツに滞在したい思いがあり、フライブルクカトリック応用科学大学へ4ヶ月間の交換留学を行う。看護師としての専門性も活かし、ドイツの医療や社会システムについて学ぶ。滞在中に国際学会にも参加し、海外で活躍する研究者になりたい思いが強くなる。現在は都内の大学院博士課程へ進学し、神経難病患者の看護について研究を行う。