6月28～29日、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団の年次総会がドイツで開催され、世界各地よりフンボルティアーナーと呼ばれる元奨学生達がベルリンに集いました。

本会プログラムの恒例行事となっている、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞の授賞式がベルビュー宮殿で執り行われ、フランク＝ヴァルター・シュタインマイヤー連邦大統領から本年度の受賞者である海洋研究開発機構（JAMSTEC）の稲垣史生氏に賞が授与されました。

地球微生物学における世界有数の研究者である稲垣氏は、海洋の地下における地球化学的プロセスと微生物群集の関係を研究されています。このたび、稲垣氏は研究者としての業績と日独の文化・社会の相互理解への貢献が認められ受賞に至りました。

詳細（英語）：www.humboldt-foundation.de/en/explore/newsroom/news/the-2023-philipp-franz-von-siebold-award-winner